2020-01-01から1年間の記事一覧
日本で再就職して早4ヶ月が経とうとしています。この間全く更新していなかった弊ブログですが、おかげさまで新規に読んでくださっている方達もいて、日本におけるポジティブ心理学の関心が高まってる!?とひっそりと嬉しさを感じています。 さて、今回は読…
修論がある程度形になり、卒業後の進路も決まったので、留学もいよいよ終わりになりました。 当初の予定だと、帰国の日までヨーロッパを満喫して、最後ヒースローから東京行きの機中でこの1年間を思い出しながら余韻に浸るつもりだったんですが....実際は3…
自分や他者、社会の幸せについて考えるための学問がポジティブ心理学ですが、殊に自身の幸せという観点では、幸福を追求し過ぎると幸せになれないというパラドックスが指摘されています。 これまでの研究で人々のウェルビーイング向上に繋がる様々な要素が提…
7月半ばにMAPPCPでの最後の授業が終わって、あとは修論の提出を残すのみになりました。落ち着いた気持ちで留学全体の総振り返りを行いたいところでもありますが、今は卒業後のキャリアという現実的な問題と向き合っています。 私の場合、元々何らかの道を志…
"Wellbeing"(ウェルビーイング)が欧米でブームになって暫く経ちます。ロンドンで本屋巡りなんかすると、多くの書店でウェルビーイング専門コーナーが設置されているのを目にしました。 特に印象的だったのは、そのコンテクストで、日本的価値観が注目を集…
UELのMAPPCPがオンラインシンポジウムを行うようです。日本の方には時差があってなかなか大変かもですが、イローナボニウェル氏をはじめ豪華な顔ぶれが並んでいますので、ポジティブ心理学やコーチング心理学に興味のある方、ぜひ参加申し込みしてみては如何…
以前「幸せなキャリアの見つけ方」というタイトルで、ただ単にキャリアアップしていくのはあなたの幸せにとって良くないかもよ、ということを書いたんですが、今回はただ単にお金を稼いで使うのは良くないかもよという話です。 キャリアもお金もない私ですが…
人は、「こういった経験を積んできた私はこんな人間です」とこれまでの生き方をナラティブに解釈する癖があり、それを踏まえて「今後はこんな生き方をしていきます」と自分のストーリーを想像することを好みます。 将来の仕事や生活のイメージは、何もないと…
読書は細々とした習慣になっていて、特にジャンルを絞らずあれこれ読んできたのですが、留学してからは専ら心理系・コーチング系の本が多くなっています。ただ、ポジティブ心理学とコーチングは、日本でそこまでメジャーじゃないのもあってか、良書と呼ばれ…
巷ではブックカバーチャレンジなるものが流行ってますね。特に私はバトンを受けとった訳でもないんですが、勝手にコロナ時代にオススメしたい一冊として「夜と霧」を紹介したいと思います。著者のヴィクトール・フランクルはポジティブ心理学においても有名…
ロンドンがロックダウン秒前か?というタイミングの3月中旬、いよいよやばいことになりそうだと予感して急遽日本に帰ってきました。日本政府が欧州からの入国者に特別検疫(2週間の自主隔離と公共交通機関の利用自粛)を課す前の到着でしたが、念のため東…
「100日後に死ぬワニ」が遂に完結しましたね。間もなく死ぬと分かっているワニの何気ない日常を追っていく体験は、多くの人に感動を与えた100日間になりました。 ワニの話が私たちの心に響いたのは、「死」という永遠の別れを題材にして、それをカウントダウ…
今の勉強を始めてこれまで以上に意識するようになったのが、心の状態です。これはその時々の「感情」という移ろい易くて、また周囲から影響を受けやすいタイプの心の動きというより、しばらくの間安定して自分の中に在る「ムード」みたいなものです。 今回は…
今回は、海外留学、特に私の通っているMAPPCP(Master of Applied Positive Psychology and Coaching Psychology)に関心がある方向けに、私がロンドンでどういう時間の過ごし方をしているか書いてみたいと思います。 MAPPCPのプログラムは、毎日キャンパス…
私は会社を辞めて留学に来てるので、そろそろ卒業後の進路についても少しずつ考え始めないといけないなと思っています。特に進学は考えてないので就職になるんですが、改めて自由に仕事を選び直せるワクワク感みたいのがありつつ、もう30オーバーなのでどこ…
民間版の世界銀行を目指す五常・アンド・カンパニーの社長、慎泰俊さんがこんなツイートをしていました。 一生懸命働き、仕事領域の最新理論・実務を追いかけつつ、思想や文学の古典を読み、歴史を学び、科学動向と世界情勢をチェックし、楽器を弾いて、何ら…